【スタイリング】少しのことで印象が変わります。

武蔵小杉駅から徒歩5分。

marina hair(マリーナヘアー)で美容師をしています。工藤愛です。

 

美容室に髪を切りにいったとき、大抵はスタイリングをしてもらって終了となる場合が多いですが、はたしてご自宅でもしっかりスタイリングをする、という人はどのくらいいるでしょう。

 

スタイリングをする目的として

スタイリングをしないとまとまらない

よりキレイに見えせるためにセットする

日によってアレンジを変える

などがあるかと思います。

まず、①スタイリングをしないとまとまらない、というのはカットに問題があるとも考えられるので、カットをお願いするときに、まとまりやすいスタイルにしてもらうのも一つです。または美容師のカットがあまり上手くないかだと思います。残念なことですが、実際まとまらないのは髪質のせいでアイロンやコテでスタイリングをするのが前提という考えの人もいます。

今は何でも道具がある時代なので、間違えではないのだろうと否定はしませんが、私は基本乾かすだけでまとまりやすいスタイルを作るのが前提なので、今回は②と③のスタイリングの事をお話します。

 

今回はショートヘアーで比較をしてみます。

まずは自然に乾かしただけの状態↓

ストレートヘアーのお客様なので、あまり動きの少ないスタイルです。

ショートのスタイルなのでバランスを重要視して、ひし形シルエットにカット。メリハリがありながらストレートということもあって、落ち着いた雰囲気やクールな印象になります。

このままのナチュラルスタイリングの場合は、毛先にツヤが出るようにオイルやバームをつけるとまとまりがでて落ち着いた印象、クールな雰囲気に仕上げる事ができます。

 

そして、今回はこのストレートスタイルを26㎜のコテを使って仕上げていきたいと思います。

コテを使うとクルクルにするのかと思ってしまう人もいるかもしれませんが、使い方次第でクルクルにもワンカールにもなります。

コテは巻くというより通すイメージで

ショートでコテを使う場合はまず全体を巻くのではなく表面だけで大丈夫です(スタイルにもよりますが)。全部巻いてしまうと、ボリュームが出すぎてしまって頭が大きくなってしまうことがあります。

またメインに巻くのは毛先のみ。さらに巻き付けるというより、挟んで滑らせると毛先にカールがつきます。ブローをするように流したい方向にコテをぬいてあげるとキレイに流れてくれます。

 

ストレートヘアーの毛先にカールをつけることで、柔らかい印象を作ることができます。また動きがほしい人も巻くことでよりメリハリがでます。

今回はワンカールでしあげましたが、もう少し巻き付けると強めのカールやウェーブにもなるので、慣れてきたら好みのカールでアレンジしてみるのもいいかと思います。

 

比較してみると違いが分かる

2つのスタイルを比べみると同じカットがベースでも毛先の動き一つで雰囲気が違いますよね。

どちらもステキですが、その日の気分や服装にあわせてスタイリングを変えてみるのもいいですよ。

まずはやってみることからです。

ショートのヘアスタイルはおまかせください!!