武蔵小杉でマンツーマンで美容師をしています。
工藤愛です!
ショート・ボブスタイルを得意とし、乾かすだけでまとまるスタイル、髪の毛のお悩みを解消するデザイン、一人一人のライフスタイルに合わせて無理のないスタイルをご提案させていただきます😃
私が担当しているお客様のほとんどは白髪があったり、白髪が出始めたファーストグレイ世代の大人女性が多いのですが、白髪のとらえかたは人それぞれ。
私自身白髪が出てきていて、ここ数年で増えてきているのを実感しています🍀
白髪が気になるか?と聞かれると、
「気にならないわけではないけど嫌ではない」
というくらいに白髪を思っているので、白髪染めはせずにファッションカラーで染めています😊そのため、明るめに染めると白髪はほとんど染まらないし、暗めだと染まりますが退色して明るくなりやすいので、持ちがいいとは言えません。
ファッションカラーで染める理由は?
ではなぜ私が白髪があるのにファッションカラーを使うのか?
- 白髪がしっかり染まらないから伸びてきても気にならない
- 白髪が自然なハイライトになる
要するに、白髪は自然に出てきてしまうから気にしない!
というのが私の考え。
そこで最近、
『白髪ぼかしカラー』『脱白髪染め』
という言葉を聞いたことある人もいるかと思います。インスタグラムなどでもいろんな美容師さんが上げていますよね。でも、それってどういう事?白髪はしっかり染まるの?といまいち分からないって人多いかと思います。
今回は、『白髪ぼかしカラー』について私なりの解釈でお伝えしようかと思います。
ちなみに私のようにファッションカラーで染めるのも白髪ぼかしカラー。
白髪ぼかしカラーとは?
白髪ぼかしとは名前の通りぼかすカラー。そのため、しっかりと染めない、もしくは退色してきて明るくなる、というように伸びてきても白髪のとコントラストが付きにくく馴染みやすいカラー。または、白髪を活かすカラーと考えます。
白髪ぼかしカラーの方法
白髪をぼかすためにはいくつかの方法があります。
まず、白髪が出てくるということは、黒い毛と白い毛が混じっている状態です。白髪が一部分にかたまっていたり、まんべんなくあったりと個人差はあります。
ではそれをぼかすには?
- 全体的に細目のハイライトをいれる
- なるべく明るめのカラーを選ぶ
- ハイライトとローライトを使って髪の毛に立体感をだす
- ファッションカラーで白髪をぼかす
1.全体的に細目のハイライトをいれる
カラーリングをしていなくて、白髪が気になる人は全体的に細目のハイライトで、白髪の仲間を作って上げるイメージでカラーリングをすると、すでにある白髪が目立たなくなります。また、全部染める場合と違って伸びてきても境目がハッキリしないので、リタッチが気になりにくいという利点もあります。
2.なるべく明るめのカラーを選ぶ
白という色味は黒とは対照的で一番コントラストがつきやすいカラー。そのため始めから明るめのカラーで染めると、白髪がぼけやすく目立ちにくくなります。ただ白髪が少ない人の場合は、伸びてきた根元が黒くなってくるので、白髪は目立たないが根元は気になる場合があります。
3.ハイライトとローライトを使って髪の毛に立体感をだす
ハイライトは明るめの筋、ローライトは暗めの筋をいれるカラーで、ベースのカラーをいれるとその時点で3色の色味ができます。そこに白髪が混じっても目立ちにくく、ヘアスタイルに立体感が出ます。伸びてきてもリタッチ部分が目たちにくい染め方です。
4.ファッションカラーで白髪をぼかす
ファッションカラー、オシャレ染めって白髪は染まるの?ってまず疑問に思う方もいるでしょう。また美容室で
「白髪を染めるなら白髪染めになります。」
「オシャレ染めでは白髪は染まりません!」
と言われ、仕方なく暗めのカラーになってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?
実際は
染まらないではなく染まりずらい。または、しっかり染まらない。退色しやすい
というだけ。暗めのファッションカラーなら白髪も染まります。ただ少しずつ薄くなっていきます。そのため、白髪が伸びてきたときの境目がぼけてくれます。色持ちが悪いと感じる人は、白髪染めの方が向いているかもしれませんね。
また、黒髪と白髪の染まり具合が変わるのもファッションカラーの特徴。そのため自然なハイライトができて髪の毛に立体感がでます。
まとめ
『白髪ぼかしカラー』の方法はいろいろありますが、白髪を活かしたりぼかすイメージなので、しっかり染めたい!という人は白髪染めが向いているかも。白髪の悩みは人それぞれです。信頼できる美容師さんに相談して、自分にあった白髪生活を送るのがいいかとわたしは考えます。
今話題の白髪ぼかしのお話でした😃