白髪染めを使わない『白髪染め』
白髪が気になるから染めたいという方は多くいますが、染めるための薬剤が白髪染めでなくてはいけないわけではありません。白髪染めを使わずに白髪をカバーすることを、「白髪いかし」や「白髪ぼかし」という場合もあります。
今回は白髪染めを使わない『白髪染め』をまとめてみましたので、参考にしてみてください!
CASE1 前髪に白髪がかたまっている
〈before〉
以前は白髪染めで染めていたのですが、白髪をいかしたカラーにしたいとのことで白髪染めをやめました。リタッチのカラーも白髪染めを使わずに染めています。

根元が伸びてきて白髪がみえますが、くっきりというよりかは馴染みながら白髪が伸びているイメージです。白髪染めではなくおしゃれ染めで白髪をぼかすと退色した時に上の画像のようになります。
〈after〉

リタッチではなく全体をカラーしています。もちろん白髪染めは使っていません。そのため、白髪の部分は少し薄めに染まっていて、同じに染まらないことで伸びてきた白髪の馴染みやすさが変ります。
白髪染めを使わない時は、染まり方を理解していないと、染まりが悪くて失敗したと思ってしまう方もいます。白髪を染める時に、しっかり染めたいか?目立たないようにぼければいいか?を考えて、自分にあった方法を選択するのがポイントです。
〈before after〉
3ヶ月に1回ペースで染めるとこんな感じです。

染まり上がりはハイライトを入れていなくても、陰影がついた仕上がりになります。
白髪があっても明るくしたい人や、伸びても白髪との馴染みをよくしたい人、カラーチェンジを楽しみたい人は白髪があってもおしゃれ染めを使ってカラーをするのがオススメです。
白髪ぼかしは一人一人白髪の量や出ている場所が違うことで、仕上がりのデザインも変わってきます。
CASE2 ショート白髪率80%
白髪率80%の方。ハチ上あたりはほぼ白髪で襟足、耳まわりは黒髪も混じっています。耳をしっかり出したメリハリのあるショート。くせをいかしながらボリュームや頭の形をカットでバランスよくみえるように調整。
スタイリングは乾かすたけでOKだから楽チン!!

Before
ねこっ毛のような柔らかいクセがあり、湿度が高かったりするとまとまらない事も。
襟足の生え癖も強いので、短くしてカッコいい襟足にします。
白髪染めは使わずにおしゃれ染めで白髪が目立ちにくいような髪色に。おしゃれ染めでカラーしているので、退色すると明るくなりますが伸びてきたときの境目が目立ちにくくなります。

After
カラーリングは白髪染めを使わずおしゃれ染めで白髪カバー。白髪が目立ちにくいアッシュグレイで染めています。

カットカラーのペースは1ヶ月~1か月半がオススメ。また、季節に合わせて少し長めだったり重めだったり、短くても変化をつけて飽きない工夫も。
カラーも白髪染めではないので、いつも同じではなく髪色を変えることもできます。
CASE3 白髪率50%グレイヘアー検討中
白髪は全体的に増えてきていて、いずれはカラーリングをやめてグレイヘアーにしようかな?とまたまだ迷っているお客様のヘアカラー。
Before After。

以前は定期的に白髪染めをしていたのですが、いずれカラーリングをやめるかもというお話から、白髪染めをやめてカットをしながら少しずつおしゃれ染めに移行していきました。
現在は全体おしゃれ染めに切り替わったところで、Beforeはそのため退色して明るくなっている状態。
Before
分け目や顔まわりが特に白髪が多い状態です。白髪染めの場合だとくっきり白髪が伸びたのがわかるのですが、おしゃれ染めだと境い目がなんとなくぼけているのが分かります。

After
白髪染めではなくおしゃれ染めでカラーをするのですが、あえて白髪の部分は染まりすぎず、いかせるようにアッシュグレイ系の色味でカラーリング。そうすることで、白髪は茶色ではなくシルバーっぽく染まり、それ以外はグレイベージュっぽい仕上がりになります。

白髪がある程度多くなってくると、白髪は部分がハイライトのような働きになり、伸びて退色してきたとしてもなじみやすいのが白髪染めを使わないでカラーリングをする特徴。
また、いずれカラーリングをやめようかな?という想いがあるなら、白髪を染めすぎずいかすカラーから少しずつ染めないに移行することもできます。

今回は赤みのないくすみカラーでしたが、色味のしっかりした赤系だと白髪にはしっかり赤に染まったり、アッシュだと白髪が青っぽく染まったりと白髪がポイントカラーのように染めることも可能です!
CASE4 こめかみ部分に白髪が多め
カラーリングは顔まわりに白髪が多めで、他はちらほらあり。白髪染めは使わずにおしゃれ染めでぼかすカラーをしています。

Before
おしゃれ染めで染めているため伸びた白髪との境が、くっきりでにくくなっています。白髪部分が退色したときにコントラストがつき、ハイライトようにみえます。

After
白髪染めは使わず、赤みのないオリーブベージュで白髪をカバー。退色しても赤っぽくなりにくく、白髪が馴染みやすい髪色にしています。白髪の染まりは淡く染まり、時間がたつと退色してさらに明るくなります。コントラストがついて染まることで伸びてきた時にも白髪が気になりにくくなります。

まとめ
私はお客様のこうしたい、こうしていきたい、に応じて白髪があってもあえて白髪染めを使わずにおしゃれ染めでカバーすることがあります。
もちろん白髪染めを使ってカラーをすることもあります。
それぞれメリット・デメリットもありますので、
説明をした上で薬剤選定をしますので、白髪染めでお悩みの方はぜひご相談ください。
