【白髪が気になる方】ブリーチハイライトの手順(一例)

最近は白髪があるからといってただ白髪染めで白髪を隠すのではなく、白髪を活かしたり、白髪が目立たないようにぼかす染め方をすることが多くなりました。

今までは白髪染めをしていた人も、白髪染めを使わないことで髪色を楽しんだり、隠すだけの白髪染めからカラーをするのが楽しみになる人も。

今回はちらほら白髪が気になるお客様。だんだんと増えてくる白髪ですが、白髪があってもただ染めるだけではなく、色味も楽しみながら伸びてきても白髪が気になりにくいように、ハイライトを入れたカラーにしていきます。

ハイライトはダメージが少ない『ファイバープレックスブリーチ』を使用します。

「ハイライトに興味があるけど、どんな感じで入れていくの?」

といまいちイメージがわかない人もいるかと思います。さらに、ブリーチと聞くと金髪にならないか不安な人もいるでしょう。

ブリーチハイライトを入れた、白髪ぼかしハイライトの手順の一例をご紹介!

白髪ぼかしハイライトの手順(一例)

白髪がちらほら増え始めたお客様。

分け目に白髪が増えてくると気になりますよね。いよいよ白髪染め?と思いがちですが、白髪染めに変えるのはいつでもできるので、まずは白髪染めを使わずに白髪をぼかしてみませんか?

〈今回の仕上がりのイメージ〉

  • 細めのハイライトで白髪の仲間を増やして目立たなくさせます
  • 色持ちよく明るすぎない仕上がりに
  • 赤っぽくなりたくないので、アッシュグレイのカラーで落ち着いた柔らかいカラーに

手順1.細めに全体ハイライトをいれる

まずは、全体に細めにハイライトを入れます。

細めであるほど白髪と馴染みやすく、ナチュラルな仕上がりに。より筋感がほしい人や、デザインによっては太めに入れることも。

ハイライトを入れる量や太さはデザインやカウンセリングで決めていきます。

また今回はハイライトを先に入れていますが、デザインによってはリタッチしてからハイライトを入れる場合や、コントラストをつけたい場合は、この段階で同時にハイライト以外の毛は暗めに染めることもあります。

ブリーチハイライト↓

手順2.一度ハイライトを流す

時間をしっかり置いたら一度流します。

ブリーチはしっかりと時間をおいて脱色することで、退色したときにオレンジっぽくなりにくくなります。

この段階では派手な印象で初めての人は不安になってしまいますが、白髪は目立たなくなっています。この後カラーをのせていきます。

手順3.上からカラーをのせる

先程のハイライトの上からカラーをのせます。

明るい色をのせるとハイライト部分は明るく、暗い色をのせるとハイライト部分にもしっかりと色が入りハイライトは目立ちにくくなります。

今回は、ハイライトが明るくなりすぎないようアッシュグレイを目指してカラーをのせていきます。

手順4.シャンプー&トリートメント仕上げ

先程ブリーチで明るかった所も派手にならない仕上がりになります。

ハイライトを入れることでもともと白髪だった部分もしっかりと染ますわけではありませんが馴染んで、退色して明るくなったとしても白髪との境目も目立ちにくくなります。

いかがでしたでしょうか?

なんとなくハイライトをいれるイメージはできましたか?

今回はブリーチを使ってハイライトを入れましたが、必ずしもブリーチを使わなければいけないわけではありません。

ハイライトを入れる時のポイント

ハイライトに興味が出てきて

「よし!入れよう!!」

と思った時に、自分の希望をしっかりと担当美容師に伝えることも大事です。お任せならいいのですが、やってみたら

派手すぎた、イメージと違うという失敗も。

自分の希望を伝えるポイントとして

  • ハイライトにブリーチ使うか?使わないか?
  • 仕上がり明るさ
  • 仕上がりの色味
  • ハイライトを目立たせたいか?
  • こういうのは嫌というイメージ
  • 普段のカラーのペース

を伝えるといいかもしれません。

また、白髪染めと違い退色して明るくなるという特徴もあるので、メリット・デメリットを確認することも失敗を防ぐポイント。

言葉で難しい人はぜひ画像を見せるのがオススメ。

その上で相談しながらどういう方法でカラーをするのが一番いいかを決めていきましょう!

●まとめ

白髪とはずっと付き合っていかなければならないからこそ、ストレスの少ない方法でカラーリングを楽しめたらいいですよね。

白髪染めでしっかり染めたい人も、おしゃれ染めで白髪をぼかしたい人もそれぞれの悩みに合わせた施術方法を選択します。

ご相談はお気軽にメッセージください。