『白髪染め』と聞くと白髪を隠すようなイメージがありますが、最近だと明るく染めたり、共存を目的としたりと変わりつつあります。
以前は当たり前のように白髪染めをしていた方も、白髪を活かすようになったり、髪色を変えて楽しんだりと、白髪染め以外の選択をする方が増えています。
ただ白髪染めをやめるとどうなるのか?というのが、いまいちイメージできない方も多いのではないでしょうか?
今回は白髪染めをやめた後のカラーについてお話します。
白髪染めをやめると白髪は染まらないのか?
みなさんが気になるのは、白髪染めをやめると白髪は染まらず白いままにならないのか?ということ。
結論から言うと、仕上がりの明るさによります。
おしゃれ染めだからといって白髪が全く染まらないわけではなく、明るいカラーを選択するほど白髪が淡く染まっているように見えます。
また、おしゃれ染めでも暗めのカラーを選ぶと白髪部分もある程度しっかり染まります。
白髪染めをやめると白髪は目立つ?
下の画像は白髪染めではなくおしゃれ染めで染めている方です。ハイライトはいれておらず、筋っぽく見えている所が白髪のある場所。
あえて白髪を染めすぎないようにしています。
ハイライトをいれると白髪となじんで白髪がより目立ちにくくなりますが、白髪を活かすことで白髪があっても気になりにくく感じたりも。
ただここに関しては人により気になるポイントが違うので感じ方が変わってくる部分になります。
白髪をおしゃれ染めで染めた後の退色はどうなる?
カラーリングをしてから2ヶ月後の状態
根元部分が約2cmほどリタッチが伸びている状態で、退色して明るくなっています。
もともと白髪を淡く染めていることで、くっきりとしたリタッチのラインが出にくいのがポイント。
特に顔まわりに白髪が固まっているパターンなのですが、白髪染めであれば毛先もあまり退色しない分、根元の白髪が浮き上がったようにしっかり白色になります。
退色後のカラーは?
おしゃれ染めで染めることで退色して明るくなるのですが、また上からカラーをすることで白髪を淡く染めることもできますし、気分を変えて違う髪色にすることもできます。
【グレイベージュで全体染め】
白髪の部分が明るく染まり、白髪でない部分との差にコントラストがつきます。
【ピンクベージュに全体カラー】
白髪があるほどブリーチをしなくても、明るい髪色やなりたいカラーができます。
白髪の部分ほどしっかりピンクが入ります。
白髪染めをやめると白髪の染まりが悪いと感じる方もいますが、やめることでデザインの幅は広がります。
おしゃれ染めで染めることで退色して明るくなってしまうのも、メリットと考え髪色を楽しめる事で白髪ストレスが減ったら嬉しいですよね。