自由が丘のシェアサロンSALOWIN(サロウィン)でフリーランス美容師をしております。工藤愛です♪
女性の髪型はショート~ロングまで幅広くバリエーションがありますが、その中でもショートスタイルは特にカットが重要なスタイル。
結べる長さなら気に入らなかったり、スタイリングができなくても結んでしまえばいいのですが、ショートはそうもいかない!カットが失敗してしまうと、伸びるまで待つしかありません!
そして失敗してしまった事によって、短くするのがトラウマになってしまうのが、『ショートスタイル』。
最近だと、短めにカットされているショートヘアーの女性も多く見かけます。
#短めショートなどで画像検索すると、襟足が刈り上げっていたり、耳が出ていたりとけっこう短いのにカッコ可愛い、素敵な方がたくさん見つかります。
でも大抵、「モデルさんががわいいから何でも似合うよね。」「そんなに切ったら男の子っぽくなりそう。」など、実際にやるにやる人は少なく、また、いざ短くしてみたら、「何か違うな~」「切りすぎたかも~」という経験ありませんか?
なぜそうなってしまうかというと、
・イメージが共有できていない!
・バランスが悪い!
という原因が考えられます。
今回は「短めのショートにしたい!」というお客様を事例に失敗しないポイントをご紹介します。
子供が小さいからとにかく乾かす時間を短くしたいお客様
短めにしたい人の理由として
- 短めが好き
- 楽だから
- スタイリングに時間がかからなそう
- オシャレだから
などの理由があります。ヘアスタイルにこだわりがなくただ短ければという人はいいですが、大抵の人は楽だけどオシャレなスタイルがいいといいという人が多いかとおもいます。
今回のお客様は、小さな子供がいるママさん!
なるべく時間がかからないようなショートがご希望です!
〈before〉
髪質
- 多毛/太め/硬め
- 直毛/襟足に浮きグセあり
すでに短いのですがさらに短くしてきます。
ただ短くすると膨らみやすい髪質なので、長さの設定・すき具合はショートを切る上で重要なポイントです。
ショートスタイル失敗の原因
ショートは髪質を見極めてカットをするのがとても大事です!
《失敗してしまう原因》
- 浮きやすいのにはじめから短くしすぎ
- 多いからといって軽くしすぎて上がってしまい、思ったより短くなってしまう
- 骨格に合う長さ・バランスになっていない
〈after〉
襟足を刈り上げないギリギリでカット。サイドも耳が見えるくらいにカット。
短くすると浮いて思ったより短くなります。それを計算して長さを決め、軽くするとさらに上がるので段は控えめにします。
それでも段が入っているように見えるので、はじめから段を入れすぎると変なバランスになってしまいます。
襟足に生え癖があるように見えないようにカット。
切り方でキレイにおさまります。
短めショートの失敗しないポイント
短めのショートスタイルの場合、バランスが違う、短すぎるなど失敗していまうことがあります。ショートで切りすぎて似合わないと、トラウマになってしまうことも。失敗しないためのポイントは
- 希望のスタイルがわかる画像などで担当者と共有
- こういうのは嫌、というのがあれば伝える
- 普段のスタイリング方法を伝える
- くせがある人は広がりやすい場所や、まとまらない場所を伝えておく
とにかく自分の髪の毛の事を共有するのが、失敗しないポイント。
あまり聞いてこない美容師さんなら、こちらから言った方が失敗を回避できるかもしれません。
短めショートでも男の子っぽくならないには?
短めにすることで不安な理由として、ボーイッシュになってしまうのではないか?ということ。
ボーイッシュになりすぎないためには
- 丸みのあるシルエット
- シャープにしすぎない
- ピアス、イヤリングなどアクセサリーをつける
など、髪型だけでなくアイテムを使ってみるのもいいかも。髪型がコンパクトになった分、洋服にボリュームがあってもバランスよくなります。
まとめ
短めショートはバランスがとても大事です!髪質を見極めながらしっかりカットをしてもらえれば、短めショートでも失敗しないで扱いやすく、時短ショートにつながります。忙しいママさんにもオススメです。
『SALOWIN(サロウィン)自由が丘』
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