縮毛矯正をする時に注意したいこと
縮毛矯正は美容師の施術の中でも特に難しい技術です。やり方さえ分かっていれば、かけることは簡単。しかし、しっかりとした知識や経験がなければ無駄に傷ませてしまったり、断毛という髪の毛が切れてしまう最悪な結果になる事もあります。
どんな事に注意しているのか?
〈まず髪の状態として〉
- パーマやカラーリングの履歴
- ホームカラーはしているか?
- 普段のスタイリングで、ストレートアイロンやコテを使っているか?
- ダメージ具合
など、毛髪診断していきます。とっても重要な事です。これによって薬剤を選定して、どのくらい時間を置くかなど決めていきます。
今の時代、以前の縮毛矯正剤に比べてダメージも少なく、種類もいろいろありますが、状態によってはお断りすることもあります。先ほども書きましたが、髪の毛が切れてしまったり、切れる恐れがある場合はその後直すことが出来ないからです。
そして、
〈お客様の理想に近づけるために〉
- どの部分にかけるか(全体、リタッチ、ハーフ、フロント、顔回り…)
- 根元をどのくらいあけるか?
- アイロンはいれる?ブロー?
などなど薬剤を決めてから、かけ方も様々です。
すべてがしっかりとできて初めて、ダメージも少なく、お手入れも簡単で扱いやすいスタイルができます。
「美容師さんに縮毛矯正かけてもらえなかった~」
っていう人もいるかと思います。もしかしたら、かけられる状態ではなく、親切心からかけなかったのかもしれません。
「縮毛矯正したらチリチリになっちゃって~」
っていうお客様もよく聞きます。無理に縮毛矯正をしたか、カウンセリングのミスから必要以上に薬剤が強かったか、時間の置きすぎか?どちらにしろ、美容師のミスから引き起こされます。
チリチリになった髪はなかなか元にはもどりません!
この時期縮毛矯正を、希望されるお客様が多いですが、定期的にカラーパーマをされている人や、ダメージが強めだなーって思う人は、特にしっかりと担当の美容師さんとコミュニケーションをとるといいでしょう。また、そういう美容師を見つけるといいと思います。
今回、私が普段の施術で思うことを書きましたが、世の中にはたくさんの美容師がいます。ただ、
『私は、この先自分が責任をとれない施術はしません』
という事です。冷たく感じてしまったらすみません(泣)
自分の担当したお客様にはきれいになって、この先も長くお付き合いしていきたいので(^^)
髪の毛に不安や悩みがある方は、お気軽にメッセージください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。