白髪を発見すると数本なら抜いてしまったり、切ってしまうなんて方、いるかと思います。
極少量ならそれでもいいかもしれませんが、繰り返しているとピンピン短い毛が出てきたり、髪がほそくなってしまったり、薄毛に繋がることも。
増えてきた事を実感したら、抜いたりするのはやめて次の対策を考えましょう。
白髪はほとんどの人がいつかは出てくるものです。
そのタイミングも人それぞれで、今は素敵なグレイヘアー(白髪を染めない)の人もいますが、その人たちも急に白髪になったのではなく、若いときから少しずつ増えてきた人達。(おそらく若いときから白髪が多かった)
いざ自分の白髪が増えてきたらみなさんはどうしますか?
私の担当しているお客様は、そのような悩みを抱えている人が多くいます。
主な白髪のお悩み
今まで白髪染めをしていた人や、今まではおしゃれ染めをしてた人。染めてなかった人など、それぞれ白髪の悩みはあります。
- 白髪が増えてきた
- 白髪染めをしてるけどずっと染めなきゃいけないかな?
- 染めてもすぐに伸びてくる
- 白髪染めで暗くしてたけどもう少し明るくしたい
- 白髪を染めたいけど赤っぽくなるのは嫌
今回は明るいカラーが好きなお客様。白髪が増えてきたので、明るめの白髪染めをしたり、少し暗めにしっかり染めてみたり、いろいろ試しているお客様です。
こういう人はたくさんいます。
どんな染め方をしても白髪は出てくるもの
忘れてはいけないのは、どんな染め方をしても白髪は伸びてくるということ。
白髪とは長いお付き合いになるからこそ、ストレスのかからない方法で白髪対策することが大切です。
その上で、白髪を目立たないようにする!!
には、どうしたらいいか?
明るい方が白髪は目立たない
白髪をしっかり染めようと思って暗くする人もいますが、白髪が目立たないのは暗いより明るい方が目立ちにくいです。
なぜなら白髪は明るいから。
明るい方が馴染んで目立ちにくくなります。
下の写真は明るい白髪染めで染めていたお客様。
根元が伸びてきていて、以前染めていたところも白髪が退色して明るくなってきています。
このような時、白髪をしっかり染めたいと思いがちですが、明るい髪色が好きならしっかり染めきらない方が自然だったりします。
白髪が出てくるということは、その時点で黒髪と白髪がまばらにある状態。しっかりと一色に暗く染めるより、黒髪と白髪の染め具合が違う方が白髪が伸びてきた時に馴染みやすくなります。
カラー後の写真です↓
実はこれ白髪染めは使っていません。
おしゃれ染めで染めています。
おしゃれ染めのベージュやブラウンの色味は黒髪も白髪も馴染みやすいカラーです。
白髪は白髪染めでなければいけないと思っている人もいるかもしれませんが、おしゃれ染めの明るさによっては白髪もこのくらいぼけるのです。
もちろん、明るめの白髪染めでもいいのですが、白髪染めにはブラウンの色味が強く、退色して赤味が出てしまったり、次のカラーの時明るくなりにくいという特徴があります。
色持ちを考えたら白髪染めはオススメですが、伸びてくる白髪が目立ちにくい方がいい人は、おしゃれ染めで染めて退色して、白髪が少し明るくなるくらいの方が、境目は目立ちにくいです。
〈before after〉
白髪染めを使わない方が柔らかいカラーになりやすく、カラーチェンジがしやすいというメリットも。
それでもやっぱり白髪をしっかり染めたいという人は、白髪染めを使うことをオススメします。
また、迷うな~という人はおしゃれ染めでぼかしてみてそれでも気になるなら白髪染めにシフトもいいかと。
先に白髪染めをしてしまうと、明るくなりずらかったり、ムラの原因になることも。
暗めでしっかりはいつでもできるので、白髪が増えてきてお困りの方は、明るめのカラーやハイライトをいれてぼかす、おしゃれ染めでぼかす方法を試してみてください。
「白髪染めの時より白髪が気にならない!」
と感じる人もたくさんいます!!
白髪とは長いお付き合いになるからこそ、ストレスのかからない方法で白髪対策することが大切です。