白髪があっても白髪染め使わない選択とは?

自由が丘のシェアサロンSALOWIN(サロウィン)でフリーランス美容師をしております。工藤愛です♪

私の担当するお客様は30代~60代と幅広く、白髪のある方がほとんどです。

そして、ほとんどの人はカラーリングをしています。

白髪のある人のカラーリングの場合は白髪染めを使うパターンと、白髪染めを使わないパターンがあります。

今回は白髪染めを使わないパターンのお話しです。

白髪は染めても伸びてくるのは変わらない

白髪があって白髪を染めるためにカラーリングをしようと思ったら、白髪染めを選択する人は多いと思います。

お客様から多いのが

「そろそろ白髪が増えてきたし白髪染めに変えた方がいいかな?」

「いつから白髪染めに変えたらいいですか?」

という声。

そこで思うのが、

どうして白髪染めに変えた方がいいのか?

きっと、すぐに白髪が目立ってきた・白髪の染まりが悪いなどの理由があると考えられます。

そこで、忘れてはいけないのはどんな方法で染めても根元は伸びるので白髪は出てくる

ということ。

白髪染めに変えた事で白髪がしっかり染まって満足する人と、かえって以前より白髪が気になる人と分かれます。

白髪染め派?おしゃれ染め派?

白髪の気になり方は人によって違います。

〈白髪染めが向いている人〉

  • 白髪が見えていることが気になる
  • 白髪も黒髪も均一に染めたい
  • 白髪がキラキラして見えるのが嫌
  • 髪色を明るくするつもりはない

◎デメリット…明るくするのが難しい・カラーチェンジしにくい・伸びてきた白髪とのコントラストがつく・赤味が出やすい

〈おしゃれ染めが向いている人〉

  • 明るいカラーを楽しみたい
  • いろんな色を楽しみたい
  • 白髪が目立たなければいい

◎デメリット…白髪はしっかりは染まらない・退色して明るくなりやすい

白髪染めを使わなくても白髪は染まるのか?

白髪が気になる人にとって白髪が染まるかどうかは気になる問題です。

「白髪染めを使わなくても白髪は染まるのか?」

答えは、明るさによって染まります。

染まるといっても、暗めのカラーならある程度はしっかり染まりますが、退色はするので白髪のところが徐々に明るくなってきやすいです。また、7.8トーンくらいは染まりますが、はじめから白髪の部分は染まりが薄い、11トーンくらいになるとほぼ白髪は染まってないように見えると思います。

ただ、おしゃれ染めで髪色が明るくなればなるほど、白髪は目立ちにくくなり伸びてきた白髪も馴染みやすくなります。

詳しくはコチラ↓

白髪が気になるけど白髪染めじゃなきゃダメ?『白髪染め』と『おしゃれ染め』の違いとは?

自分はどっちのタイプ?

白髪が出始めたり増えてきたりするということは、黒の中に白が混じるということ。それは、染める上でベースの色がそもそも違うので、同じにしたいのか?白でなければいいのか?白も活かしながら染めたいか?など、いろんなパターンがあります。

白髪ストレスも人によって違います。

ずっと白髪染めをしていてリタッチを定期的にして、たまに全体を染めて。それがストレスにならならなければそれはそれで正解!

でも、白髪染めをしようか迷っているときに、

お客様:「白髪が気になるから白髪染めにしようかな?」

美容師:「では白髪染めにしましょう!」

は親切ではないと私は思います。

どうしていきたいかを担当の美容師さんと話をしながら最善な方法でカラーリングをすることで、ストレスも少なくヘアスタイルを楽しめます。

年齢を重ねると白髪は早かれ遅かれでてきます。白髪とは長い付き合いになるからこそ、ストレスフリーでいけたらいいですよね!

少しでも参考になったら嬉しいです。